アベノミクスや、2020年東京オリンピックへの期待感などから、景気は上向いている感はあるものの、依然として賃金上昇は鈍く、預金をしても金利はほとんどつかない、生活しやすいとは言えない時代です。

 そんな中、かつては、お金は安全第一に預金に預けておいても、それなりの利息は付き、株式投資や商品取引などは一部の人たちのものというイメージがありましたが、最近では、ネットの普及による窓口の多様化、ネット専業証券などによる手数料の価格競争もあって、投資が広く一般化してきました。

 投資の際に、判断の基準はメリット(利点)とデメリットを把握し、そのバランスを見極めていくことが必要です。

たとえば、預貯金の利点は元本保証ですが、デメリットは低金利です。
低金利を補うために、外貨預金という選択肢がありますが、外貨預金には為替のリスクがあり、円建てでの元本保証はありません。為替についてはリスク(差損)とリターン(差益)、どちらもあり得ますが、差損が出た場合でも、その商品の特性といわざるを得ません。
金や商品への投資の場合は、為替損益はありませんが、価格変動による損益があり、外貨建ての投資の場合は、為替損益と、価格変動、両方の影響を受けるものもあります。

 利点とデメリットは表裏一体の関係です。一方だけを見ずに、両方を見るように心がけるといいでしょう。